
グッドデザイン賞とは?なんでしょうね?「「デザインの力」をもって、豊かな生活を築きあげ、産業の健全な発展を導いていこうとする制度であり、デザインを通して社会を明るく豊かにしていく運動でもあるのです。」ってことらしいけど、何を持って評価しているか非常に曖昧な感じがします。今回特に、その価値基準に疑問を持ちました。

エンターテイメントプロダクトデザイン?そんなのにあてはまるんですか?その解釈が凄い!別にAKB48には、なんの興味もなく、この手の日本の芸能として評価は全くしていませんが...これまでの「グッドデザイン大賞」を観るに付け、これほどまでに末期的状態なのでしょうか?今の日本って...おでこにでも「G」マーク付けるのでしょうか?タレントは商品なんて、すり替えはやめて欲しい。

AKB48のグッドデザイン賞候補にネット界「?」って記事もありますが、普通にそのように感じます。なんの芸もない素人を集めて、学芸会レベルで大人達が儲けるようなシステムが、グッドデザイン賞候補になる?もうグッドデザイン賞自体の存在すら脅かす内容じゃないでしょうか?それが普通に通るようになる社会って、やはり変質した社会主義の香りがします。これって一種の「喜び組」と似たようなものでしょう?誰を喜ばせるか?間違ってもファンじゃないよ。彼女らのファンも含めて、このシステム関係者への「喜び組」となるんだからね...
それを称して「ジャパニーズポップカルチャーをグローバルなエンターテインメントビジネスとして成立させる可能性を大きく感じさせるプロジェクトデザインである」と言い切るところが強引。どこが地球規模的なのか?理解を超えます。少なくとも欧米では受け入れられないでしょう!せいぜい、これまで通りアジアが精一杯。それに歌唱力で勝負しているのですか?容姿?ダンス?どれが世界水準で勝負できるのでしょう?我々日本人は、こういった関係者の日本人に相当馬鹿にされているのでしょうか?そんな事も判らない、ぼんくら扱いですね。
いずれにしても、この手の芸の無い「タレント」擬きは世界に通用するはずもなく、国内、アジアだけって事ですよね。これって今の日本の産業自体に通じます。世界的競争には相手にされません。芸能関連だけに留まらず、グッドデザイン賞候補になった時点で、この国の方向性に大きな疑問を感じます。まあ、CMを観ても最近、滝川クリステルさん、石川遼さん等、何時もの通り一極集中の使われ方...なんでこうも右向け右になるのでしょう?それも、こういった大人達の思惑通りになるような刷り込みが各所で行われてきた結果なんですよね...
子供だましや、流行り物も良いでしょう。しかし大人文化が成熟していないのか、どうもテレビのドラマでも何でも幼稚な内容が多いです。日本のドラマに関しては全く観ません。とっても観るに耐えられる内容じゃありません。アップルのCMでは、製品そのものに自信があるのでしょう。主役は商品そのもの。それに比べ日本企業のCMは、昔と変わらず話題のタレントを起用した、意味不明のイメージ戦略ばかり。そんな所でも、益々製品の持つ力強さが失われているのが判ります。もっと根本に立ち返った商品開発が必要なんじゃないでしょうか?芸能も含めて...
こういった事で飯をくらっている大勢の大人達がいるって事ですよ...だから表だって批判は出来ない大人が多い。でもホントに日本の事を思うなら言うべきですよ!それが大人の責任でしょう?若い頃から、そういった事に熱くなるなよ...なんて斜に構えている人も学生時代から多いけど、結局、その結果が、この今の日本を創ってきたんだよね。それが大人社会だったり大人の振るまいだったり空気を読むことだったりする。ほんの一握りの大人の都合なんだよ。 テーマ:考えさせるニュース - ジャンル:ニュース
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