DynaBookの一形態と言えるかな
まだ現物に触れてもいませんが、デバイスとしてのサイズや解像度、スクリーンタッチオペレーションなどの点で見ると、アラン・ケイが提唱したDynaBookの一形態と見ることもできると思いますね。
かつて、ジョン・スカリー時代のAppleが「Newton」を発表したとき、「やっとDyneBookが現実になる」と歓喜したものですが、OSの先進性にデバイスの性能が追いつかず、結果的にディスコンされてしまいました。
iPadは、もう少し軽量化され、頑丈さを兼ね備えることができれば「教育向け」分野でもメモの取れる電子教科書として活用したり出来るのではと思います。電子デバイスであるが故に、動画を埋め込むことも可能ですし、もちろん音を出すこともできる。より好奇心を刺激する教育ツールとしての可能性がある製品と思います。
【2010/05/02 12:28】
URL | StraySheep #- [ 編集]
コメントありがとうございます。
この手の機器が登場すると何かとDynaBookというのが引き合いにだされますが、この仕様ではポインティングとなっています。マルチタッ チ、ui、ネットに関してiPhone,iPodTouch,iPadのような使い方の具体的な仕様が明記されていません。ネット接続使用を前提にしてい る機器なので比較できるレベルではないと思います。(時代的にDynaBookはネット環境を含めた考察は深くされていませんでした。やっと Theodor Holm Nelson氏のProject Xanaduが出てきた時代。TCP/IPに切り替ったのが1983年です。)なんと言っても33年前に提唱されている仕様ですものね^^;OSには Smalltalkでしたね…なので比べるレベルではないと思っています。
Appleの「Newton」私も引き合いに出しました。しかしこちらは、エージェントとよばれるAI (人工知能)により人間作業の補佐をさせる機能を実現しなければならないので本来なら比べられません。とは言え当の「Newton」自体が、それを実現し ていないし^^;Knowledge Navigator自体、未だに夢の産物です。時期尚早ってことでジョブス氏がAppleに戻って、すぐに閉鎖させましたよね。そう、内容が伴わない夢だ けでは商売に結びつきません。もとCEO のJohn Sculleyは、超優秀と言われるMBA修了者ですが、歴史を振り返ればAppleの有形、無形を含めた資産を食いつぶしたに過ぎません。
iPadを含め、これは暫定的に今ある技術で一般的に購入可能な価格帯で提供できるデバイスとして高度にプロデュースされた製品です。既に動画も 音にも対応しております。教育分野のみならず、広く一般に受け入れられる機器として設計されていると思います。用途は使う側によって可能性は更に広がる。プレイヤーデバイス的な使い方は、その一部であるわけだし歴史的流れを無視して Walkmanと同じレベルで語れる製品ではありません。
【2010/05/10 13:57】
URL | YukioMiyamoto #- [ 編集]
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