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♪Illustrator-meiste Yukio Miyamoto♪
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YukioMiyamoto

Author:YukioMiyamoto
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英国「WE ADMIRE」、「SaatchiStore」関連博物館にて Yukio Minamoto ブランドのTシャツを販売。Adobe Illustratorのアートサンプルにも使用され、関連書籍は、国内は勿論、韓国版も出版。欧米で「The Illustrator Wow! Book (Wow!)」を筆頭に多くの作品が紹介されています。映像、音楽では数々の受賞歴有り。

実は読者様へのサービスでしたが、このように米国ebayに於いてIllustratorデータを勝手に商用に使用されている事が判りました。以上のような理由からデータは終了しております。

Exhibition room is here.
展示室は、こちらです。


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Yukio_MiyamotoブランドのTシャツは、こちらでお買い求め頂けます。


With over 50 years in the business, Rex is famous for its range and depth of images – be it personalities, news and features, travel, business, animal, humour, lifestyle, fashion, music, historical or stock images.



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SONY EM-3 デンスケ
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これは70年代にプロの放送現場で活躍していた録音機「BTS」「EM-3(PT-5A)」
単純明快な機能。現場で間違いなく目的の音を収録するプロの録音機なわけです。
この子の状態は非常に悪いですが、このような録音機がプロの現場で使われてきました。
 
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私も当時は、これがプロの機材なんだ!と思っていました。小型で高性能そして
ミスの許されないプロの現場が信頼して使う道具なんだと...憧れを持っていました。

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当然ポーバブル録音機なので電源んは電池駆動が必修です。そして、バッテリーの
格納部分は、このような作りになっています。全体的に鉄板で作られているって感じです。
精密機器と言うより質実剛健で多少、手荒く扱っても大丈夫的な雰囲気があります。

0em3_04.jpg

同じプロの世界で活躍している録音機と言えばNAGRAです。そのナグラマシンと見比べてみると...
コンパクトにまとまっているとはいえ無骨なボディとインタビュー録音が、その主たる使命なのか
モノラル録音機能だけです。方やナグラは、様々なタイプの機器が用意されていました。これは
ステレオ録音可能なタイプで、テープスピードも数種類用意され、長時間から高音質に対応可能。

0em3_05.jpg

トランスポート部分も見とれるほどの美しさを伴った機能美を観ることができます。しかも!
映画でも使われる事も想定してシンクロ機能も充実しています。現在でも現役で活躍していると
聞いています。そして私の持っている、この子は、非常に状態が良いのです。

こうやって比べるとEM-3って事務所にあるグレーの事務机ってイメージが重なります。
ほぼ同じ時期の製品であるにも関わらず、持っている機器としての魅力が時代を経ることに
SONY製の録音機は、単にガラクタ的なイメージになってしまいました。機器としての道具としての
美しさが感じられないのです。研ぎ澄まされ、洗練された精密機器としての魅力がありません。

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アルミヘアライン仕上げのパネルは美しく、リールクランパーも非常に巧妙にリールをロックします。
全ての機能には納得される構造が満載。まさしく機能美が溢れていると言えましょう。いすしか
ソニーフリークの少年は^^;ナグラに完全に魅了されてしまいました。そりゃ、そうです。
桁違いの素晴らしさにノックアウトされたのですから...如何せん、とても子供には手に入れられる
機器ではありません。ただ、調べてはため息をついて写真を見ているだけでした。そして世界の
広さを知る事になるのです。そしてプロフェッショナルとは?を垣間見る事にもなったのでした。

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電池格納部分も、非常にシンプルな作りではあるけれど、確実に、しかも液漏れにも錆びない
材質を使っていて、まさに細かい所まで神経の行き届いている数値には表れない機能が
存在します。これこそがプロの機材という威厳を持っています。それでもSONYの方が小型?

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いえいえ、そこは世界のプロフェッショナルを相手にしています。別の専門メーカーからは
このような小型のマシンが出ているのです。そして後発だけあって、洗練されています。
その名は、STELLAVOX SP-7

0em3_09.jpg

小型と言うのなら、SONYのEM-3よりズッと小型です。しかもナグラと同様、様々な用途に
対応できる構造になっています。ヘッド関連は一体型ブロックになっていて、簡単に変更が
可能、モノラルにもステレオにもなります。

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厚さもSONYより薄く、機能は豊富なんです。若い頃、日本の事しか知らなかったのですが、
こんな素晴らしい機器が既に欧米には存在していました。それに気がついたのは中学時代まで。
超小型なら、今のデジタル機器にも劣らないコンパクトさで、こんなのがありました。これもナグラ
まあ、スペックでは、現在のデジタル機器には全く及びませんが...

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ステラボックスを小型にできた要因は、単一ではなく単三電池で、長時間駆動が可能に出来た点。
そのような技術面でも長けていたという事実。しかもナグラとステラボックス両機器は、なんと
アダプターを装着する事で5号テープより大きな10号リールが使えるようになるのです。

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ポータブルでありながら音質面でもスタジオ録音機器に劣らずの内容を兼ね備えていました。
ステラボックスもナグラ同様、入出力も豊富に備わり、シンクロ機能も充実しています。

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テープスピードはもとより、様々な状況に対応できる柔軟な機能がプロとしての仕事をサポート。
そんな機材こそが、プロフェッショナルを相手できる機材なのだ!と感じる事ができます。

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基本性能が素晴らしかったのでデジタル世代になっても、しばらくの間はデータ用の機材として
このような機器が用意されていました。

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結局、世界では専門メーカーが有って、その企業は、プロを相手に機器を開発しています。
日本の、何でも屋的な商売はしていません。プロの中のプロに使われる機材を開発、販売
しているのです。機能美もさることながら、小型機器では、世界最小と国内で謳っていたのは
空しく響くような現実が、有ったのです。恐るべし欧州企業...って事ですよね...

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SONYは小型、軽量で世界を席巻したと国内では言われてきました。しかし本当の所は違うのです。
あくまで民生用だけの世界であって、本当のプロ用機器に於いては世界に冠たるプロフェッショナルな
メーカーが存在し、その主導権を握ってきていたのです。それを広く大衆にアピールする形で
小型化、軽量の機材を製作、販売していたのです。そう、素晴らしいお手本が既に存在していた!
優れた加工精度、仕上そして使い勝手を優先した機能美。デジタル世代になって、その美しさは
失われることはない。魅力的な製品とは?やはり、その辺りに答えがあるのですが...
これは録音機材に限ったことではありませんよね...

テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術


この記事に対するコメント
機能美という言葉
私も大好きですね。

NAGRA製品は非常に高価です。
でも見て触れて持って…
そして使ってこの凄さが解ります。
やっぱりNAGRAはNAGRAですね。

この機能美はヨーロッパの「時計」でも同じ事が言えると思います。
ランゲ&ゾーネには「憧れ」てしまいます。
【2009/09/30 10:49】 URL | ぽんさん #- [ 編集]

同感です!
そうそう、時計も凄いですよね。カメラも...日本人は器用だって固定概念がありますけど、欧州の製品を見るに付け、これは日本だけが優れているって事にはならないって直ぐに気がつきますよね。数値に現れない、組み立て、分解のしやすさを含めた設計の良さも考えると、相当レベル差を感じます。

その緻密さは、今のソフトに通じるところがあります。斬新なアイデアと、それを具体化できる実現力。その置き換えを出来ない日本企業。そして教育だと思っています。日本の構造を考えれば、もっと世界に誇れる中小が社会的に認められるべきだと思います。だって日本の大企業って、その中小あっての製品作りって事を認識しなさすぎる!

優秀な中小は、日本の大企業など相手にせず、ガンガン世界の企業を相手にするようにしていけば、もっと構造が変わると思うし、力関係も対等にしていけると思うのです。まあ、これも言うほど簡単ではありませんが...
【2009/09/30 12:36】 URL | yukio #- [ 編集]


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