
昔、多重録音をしているとき、一番悩みの種になるのがドラム。 生音が欲しい場合は、貸スタジオで録音して、素材として使う。 それが精一杯でした。自宅でドラムを叩くのは、近所迷惑もそうですが 我が実家では、とっても困難を伴いました。まあ、それが普通でしょう。
リズムボックス系の音は、あくまでガイド的な使い方が多かったです。 良くなったと言っても808(やおや)など、後になって現れましたが、 それでもしょぼい音でした。そうそうローランドシンセコンテストで、何度か 入賞していたので景品としてDr.Rythum DR-55も頂いたことがあります。
スタジオでは、「ドンカマ」と言って、マルチテープの端にあるトラックが 収録不安定な事を理由にリズムマシン用のガイドとして使われていました。 Herb Albert の「Rise」って曲にハンドクラップが入っていたのですが、 それが、非常に正確で同じ音だったので、絶対、あれはサンプリングされた 音だとSONYのミキサー富田さんと話していました。そんな時代でした。 サンプリングマシン出現前夜と言っても良いでしょう...
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